2020年4月に発表された「新型コロナウイルス感染症 沖縄県緊急事態宣言」を受けて、当事業所でもスタッフのテレワークが本格的に始動しました。当事業所では「移動困難者」を対象としたテレワークは以前から行っていましたが、緊急事態宣言にともないその対象をすべてのスタッフに広げることとなりました。以前からテレワークに慣れているとはいえ、全事業所規模でのテレワーク実施は初体験。ネットワーク、端末、働き方などの課題が見えてきました。
事業所では以前からテレワークを見据え、情報共有にkintone、Office365などのクラウドアプリケーションの導入。TEAMSやZOOMを利用したビデオチャットなどを積極的に取り入れてきました。そのおかげで、思った以上にスムーズにテレワーク導入することができました。以下はスタッフによる体験記です。
今回のテレワークで、私が重要だと感じたものが2つあります。
まずは、ネットワーク環境です。
自宅では固定回線ではなくWiMAXを使用して作業を行いましたが、
ログイン・再起動・シャットダウン・NASのファイル読込・保存に時間が掛かる…
などの問題があり、最初の1週間は作業が滞ることも多々ありました。
環境に合わせて作業するコツなどアドバイスを受け多少改善しましたが、回線速度は変わらず、ネットワーク環境の重要性を実感しました。
もう1つは自己管理能力です。
職場だと自然と緊張感も出て気が引き締まりますが、自分ひとりだと気が緩みがちになり、その中で自己管理を行い作業に取り組むのは簡単なようで以外と難しく自己管理能力の重要性を実感しました。
以上ですが、今回のテレワークは今後の働き方を考えるうえで非常に良い経験となったと思います。
(新垣)
沖縄県緊急事態宣言にともなう「スタッフのテレワーク体験記05」