2020年4月に発表された「新型コロナウイルス感染症 沖縄県緊急事態宣言」を受けて、当事業所でもスタッフのテレワークが本格的に始動しました。当事業所では「移動困難者」を対象としたテレワークは以前から行っていましたが、緊急事態宣言にともないその対象をすべてのスタッフに広げることとなりました。以前からテレワークに慣れているとはいえ、全事業所規模でのテレワーク実施は初体験。ネットワーク、端末、働き方などの課題が見えてきました。
事業所では以前からテレワークを見据え、情報共有にkintone、Office365などのクラウドアプリケーションの導入。TEAMSやZOOMを利用したビデオチャットなどを積極的に取り入れてきました。そのおかげで、思った以上にスムーズにテレワーク導入することができました。以下はスタッフによる体験記です。
【はじめに】
今回のコロナでの外出自粛の件でテレワークをやることになりました。
コロナの場合は周りでは感染した人がいなかったので実感はあまりないですけども。
でも最近足痛めて歩き通勤がきつくなってて、治りも遅かったからちょうど良かった気もします。
「パソコン」を使った仕事内容
会社でやる内容と変わらないと言えば変わらないのですが、
人の目がないと少し緩むのか作業スピートが遅くなった気がして逆に焦ることもあります。
かといってカメラの前で仕事するのも気になって集中力が落ちるような。まあなれの問題かもしれません。
残り作業と納期が示されてたら行ける気も。
通勤時間が完全に無くなることや出社時の準備。あと帰る支度などの時間も無くなるので、
1日毎の自分の時間が多くなるはずですが、ストレスがないからか逆に1日が短くなったような感じもしました。
20代30代のころは、PC使う仕事ならネットでやり取りしたらいいのにと思ってたんだけどやってみたら
何かずっと休みみたいな感じ。
体壊してから8年ほど仕事しないで日々を過ごしていたからか
また無職に戻ったみたいで味気ない気もしたよ。
まあ数年たったら家に居たがるようになるんだろうけど、今はそんな気分じゃなかったかな。
良かった点・悪かった点
テレワークをして良かった点ですが、
1番は、やっぱり通勤時間が無いことかな。1日で自分で使える時間が1~2時間ぐらい増える感覚でしょうかね。
それに付随して睡眠時間を多く取れたり、趣味にあてる時間もとれます。
2番目に体調が悪い時、休み休みできるのも良い。休み休みやった分は時間ずらして時間を当てないと、落ち着かないので滅多にないですけど。
通常なら休むような状態でも案外作業できたりする。そんなのが1日あったよ。
3番目に、好きな音楽流したりしてリラックス出来た。
思ったより集中して仕事ができる気がする。マルチタスクって言いたいところだけど、実際は、静かすぎても落ち着かないから音が鳴ってればよいですね。
悪かった点は、ネット通信回線が悪い時、仕事にならないこと。
1日中回線が怪しい時が数回あって、PCの処理速度が遅くなったりフリーズしたり。
あと「接続が復帰しました」みたいなメッセージとともに通知音がうるさかった。
サーバーを介してアプリやファイルを保存してるからなんだけど保存時にデータ壊れそうで怖かったです。
後は、会社で働くとき以上に精度を高めなければとプレッシャーを感じる。
最後にテレワークを通しての感想は、最初は不安だったけど慣れると案外快適でした。
(名城)