ピアサポート養成講座!

最近季節の変わり目で食欲がないが、焼肉にでも行こうかなと思っているジャックである。今回のテーマ「ピアサポート養成講座

てだこホールの多目的室2を借りて、障がい当事者同士のピアサポートの現状と将来への展望を2人の講師にお話ししていただいた。講座を受けに来たのはITサポートメンバーと沖脊恊会員、一般参加を含め総勢30名集まった。会場内は満員御礼であった。

全員写真

熱心に講座を受ける一コマ

 

一人目の講師は「特定非営利活動法人沖縄市障がい者福祉協会」の理事長 平田聖人さん。

自己紹介から始まり、自身の活動の歩み、ピアサポートとは何か、等を話してくれた。吾輩が聞いていて印象に残ったのが、平田さんがピアサポートをしていて、障がい当事者に就学を勧めて、手続きなども手伝った後で本人は学校を辞めてしまったという話であった。サポートするこちら側がどうとかではなく、本人が進んでアクションを起こしたいかどうかであると。。。なるほどそれは納得であった。

平田さん

講演をする平田さん

2人目の講師は沖縄リハビリテーションセンター病院 医療ソーシャルワーカー 大城将平さん。

沖縄のリハビリテーションセンターの一つ「沖縄リハビリテーションセンター病院」での事例をいくつかお話しして頂いた。頸髄損傷や、胸腰髄損傷者の年齢比から男女比、受傷原因比などのデータを分かりやすく話してくれた。そして、ソーシャルワーカーとは何かというと「病院等の保健医療の場において、社会福祉の立場から患者のかかえる経済的、心理的、社会的問題の解決、調整を援助し社会復帰の促進を図る」専門職である。という事を話していただいた。

大城将平

講演をする大城さん

所長

講座を終えて一息の所長

ピアサポート講座はこれが最初という事で、今から段階を重ねて定期的に開いていきたいという事であった。

脊損などで家庭環境が180°変わった人たちもいるであろう、しかし同じような境遇で頑張っている人もたくさんいる。ピアサポートとはまさにそのような境遇を乗り越えてきた人たちの身体的、精神的な支えとなる意見を聞ける貴重なことだと思う。

何らかの障がいを抱えているがあと一歩踏み出せない状況にある人達へ。

共に支え合っていきましょう!苦しみは2分の1。喜びは2倍で分かち合っていきましょう!

最後になるが、このような研修や講座が皆さんの素晴らしい人生へと導くものであって欲しいと願いこの辺で筆をおろそう。

ではまた近いうちに。。。チャオ!

 

ピアサポート養成講座!